衆議院選挙の小選挙区の「10増10減」をめぐって、自民党内から異論が噴出している。
 選出する議員一人あたりに対する有権者数が選挙区によって大きく違うなど、いわゆる「一票の格差」を是正するために決められた「10増10減」。東京、神奈川、愛知など大都市圏で10議席増え、宮城、福島、和歌山、山口など10の県では1議席ずつ減ることになる。