残るのは1人だけ…「おくりびと」芸人が明かす納棺師の初任給と実態
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 1月19日、テレビ朝日ABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#15が放送。納棺師の顔も持つ“二足のわらじ芸人”おくりびと青木が、映画「おくりびと」で一躍メジャーになった仕事「納棺師」の実態や、映画と違いすぎる初任給を明かした。

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 この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア日向坂46佐々木久美

 青木の実家は葬儀会社。ジュニアから「あの映画で、おくりびと人口増えました?」と聞かれ、「映画化される前は、毎年1~2人しか入らなかったけど、公開されたら(就職希望者が)30~40人増えました」と説明した。

 しかし、全員が仕事のやりがいや意義を感じての応募……というわけではなさそうで、「映画の中でお給料が50万と言っていたけど、実際の私の初任給は13万円」「実際を知って、29人の方が辞めていった」と告白。ジュニアは「おくられびと?」とボケを入れてスタジオを沸かせた。

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 スピーチでは、納棺師の仕事を「お着替えをしてメイクをして、天国におくりだすお葬式のお仕事」と説明。納棺時の格好は故人や遺族の要望をなるべく叶えるようにしていると言い、結婚式目前だった方にはウェディングドレスを着せたことがあるそう。また、アニメやコスプレが大好きだった35歳の男性には、遺族の要望により「プリキュア」のコスプレとメイクを施したことも。

 青木はそのほか、ギャルの友人が故人をしのびながらギャルメイクを施すうちに「アイラインどうする?」「つけまつげは?」などテンションが高くなり、メイクに5時間もかかった例をスピーチ。2分59秒を超過するほど熱くなりながら、納棺師の仕事と実態を語ってジュニアや佐々木の興味を引いていた。

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