「課題の提出が絶対に間に合わない」。そんな美大生の機転を利かせた作品がTwitterで話題となっている。
注目を集めているのは、美大生のももにくす(@momonicus)さんが描いた絵。Twitterに「課題の絵が絶対に間に合わないので、『ちゃんと描いたけどデータが重くて読み込めない』で乗り切ることにした」とコメントを添えて、その作品を公開した。
ももにくすさんによると、作品名は「無題※画像の読み込みに時間がかかる場合がございます。しばらくお待ちください。」というそうで、その絵は人物の額から下が真っ黒に塗り潰され、データ取得する際に表示される“読み込みマーク”が付いている。また、境目もぼやかしが入るなど細工されているため、絵だとわかっていても、思わず画像が読み込まれるのを待ってしまうほどの出来栄えとなっている。
この作品を見た人からは、「その方法があったのか」「境目のぼやけ方が完全にそれ」「しばらく画像の読み込み完了を待ってしまった」「読み込めたら再提出って言われそうな」「乗り切れたのかが気になる」と様々な反響が寄せられ、投稿は30万を超える“いいね”を記録している(※数字は1月21日14時データ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』はももにくすさんを取材。課題の合否について聞いたところ「進級のための自由制作で絵の内容については面白いと評価をいただきましたが、作品数が少なく、もっと描けただろうと言われました(仕事で忙しく本当に無理だったと伝えた)。合否はまだわかりません」と教えてくれた。
反響については、「真似したいとの声もありましたが、あくまで何でもありの自由課題なので『人物画を描きなさい』など真面目な課題では決して真似しないことをおすすめします」とアドバイスを送った。(『ABEMAヒルズ』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側