日本将棋連盟による1月24日週の公式戦は、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖)が史上4人目にして最年少、10代初となる五冠に向け、29・30日にALSOK杯王将戦七番勝負の第3局に臨む。第1局は激戦、第2局は藤井竜王が快勝して連勝となっているが、そのまま一気に新たな偉業へと突き進むか。主な対局は以下の通り。
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1月24日(月曜日)
ALSOK杯王将戦一次予選 村山慈明七段 対 出口若武五段 (携帯中継)
新人王戦 佐々木大地五段 対 川村悠人三段 (携帯中継)
1月25日(火曜日)
王座戦二次予選 広瀬章人八段 対 千田翔太七段 (携帯中継)
叡王戦予選 小林裕士七段 対 横山泰明七段 (携帯中継)
叡王戦予選 八代弥七段 対 小林か横山 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 佐藤康光九段 対 松尾歩八段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 佐藤天彦九段 対 青嶋未来六段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 三浦弘行九段 対 糸谷哲郎八段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 佐藤か青嶋 対 三浦か糸谷 (ABEMA・携帯中継)
1月26日(水曜日)
竜王戦3組 行方尚史九段 対 及川拓馬七段 (携帯中継)
王座戦二次予選 羽生善治九段 対 藤井猛九段 (ABEMA・携帯中継)
将棋界のレジェンド・羽生九段と、オリジナル戦術「藤井システム」が有名な藤井九段という同世代の人気棋士同士の対決。羽生九段はタイトル通算99期を誇るが、その中でも王座は最多の24期獲得している。また、藤井九段は竜王で3期の実績を持つ。勝敗だけでなく、戦型選択だけでもファンが喜ぶカードだ。持ち時間は各5時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
王座戦二次予選 北浜健介八段 対 大橋貴洸六段 (携帯中継)
ALSOK杯王将戦一次予選 大石直嗣七段 対 村田顕弘六段 (携帯中継)
1月27日(木曜日)
棋王戦コナミグループ杯予選 森内俊之九段 対 高野秀行六段 (携帯中継)
ALSOK杯王将戦一次予選 丸山忠久九段 対 高見泰地七段 (携帯中継)
ALSOK杯王将戦一次予選 深浦康市九段 対 阿久津主税八段 (携帯中継)
1月28日(金曜日)
竜王戦2組 佐藤康光九段 対 屋敷伸之九段 (携帯中継)
順位戦C級2組 山本博志四段 対 石川優太四段 (携帯中継)
王座戦二次予選 井上慶太九段 対 斎藤慎太郎八段 (携帯中継)
叡王戦予選 永瀬拓矢王座 対 郷田真隆九段 (携帯中継)
叡王戦予選 谷川浩司九段 対 佐藤天彦九段 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 永瀬か郷田 対 谷川か佐藤 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 船江恒平六段 対 黒沢怜生六段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 木村一基九段 対 佐々木大地五段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 久保利明九段 対 稲葉陽八段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 飯島栄治八段 対 西田拓也五段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 久保か稲葉 対 飯島か西田 (ABEMA・携帯中継)
マイナビ女子オープン本戦 里見香奈女流五冠 対 上田初美女流四段 (携帯中継)
1月29・30日(土・日曜日)
ALSOK杯王将戦第3局 渡辺明王将 対 藤井聡太竜王 (将棋プレミアム・携帯中継)
藤井竜王が2連勝したこのシリーズ。史上4人目となる五冠を最年少、史上初の10代で達成するまで、あと2勝と迫っている。年明け早々に対局間隔が詰まり、そこで敗戦も続いたことから調子が下降気味かと思われたものの、22・23日に行われた第2局では快勝した。一方、渡辺王将は4連覇を目指すが第2局は納得いかない内容になってしまっただけに、第3局では気持ちを切り替えて、まず1勝を挙げたい。持ち時間は各8時間の2日制で、先手は藤井竜王。
(写真提供・日本将棋連盟)