1月28日にシンガポールで開催されるONE Championship「ONLY THE BRAVE」で注目のフェザー級キックボクシング世界グランプリのセミファイナルが行われる。対戦カードはスモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)vsチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)、シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)vsダビッド・キリア(グルジア)だ。そして、これらのカードにK-1のレジェンドである魔裟斗が言及。「みんな強い。楽しみしかない」と述べ、世界最強を決するトーナメントであると断言した。
魔裟斗がK-1以外の団体に言及することは珍しいが、その理由について「現役時代に戦っていた70キロ。ONEで言えばフェザー級にはすごく注目している」と理由を明かす。中でも今大会で注目する選手に挙げるのが、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者であるチンギス・アラゾフだ。
「そこに元GLORY世界ライト級王者のシッティチャイがいて、ダビッド・キリアも。みんな強い。どんな試合になるか本当に楽しみだ」
そう語った魔裟斗はさらに「コロナさえなければ、本当にシンガポールに行こうと思っていた。外国まで行ってもいいと思うくらい魅力のあるカード」と興奮しきり。
その後、各選手の特徴と試合の展望について私見を述べた魔裟斗は「世界最強を決めるトーナメントという感じがしている」と改めて注目度の高さについて語った。なお、この試合の模様は28日(金)19時30分よりABEMAにて中継される。