将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が1月28日に行われ、佐藤天彦九段(34)が谷川浩司九段(59)に100手で勝利した。佐藤九段は本戦出場をかけて、午後7時から永瀬拓矢王座(29)と対戦する。
先手の谷川九段が矢倉、後手の佐藤九段が雁木に構えた始まった一局は、谷川九段が2筋から仕掛ける形で、本格的な戦いがスタート。激しい駒のぶつかり合いになったが、佐藤九段は薄い玉形ながらもバランスを保ち安全度を維持すると、飛車と桂馬の活用が冴え谷川玉を強襲。うまく挟撃しながら退路を絶ち、即詰みに討ち取った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)