アニメ「『進撃の巨人』The Final Season」第79話では、エレン(CV:梶裕貴)の父親であるグリシャ・イェーガー(CV:土田大)の視点から物語を振り返った。地下室をめぐる会話の真相に、「特大爆弾伏線」と驚きの声が殺到している。
【動画】見返すと驚く「進撃の巨人」第1話の会話シーン(12分50秒ごろ〜)
アニメ「進撃の巨人」は、単行本の世界累計発行部数1億部を突破した諫山創による大ヒット漫画が原作。アニメ第4期、そして物語の終章にあたる「『進撃の巨人』The Final Season」のPart 1は2020年12月~2021年3月に放送され、その続編であるPart 2がいよいよ放送開始した。
前回の第78話「兄と弟」では、始祖の巨人の力を継承するエレンと、王家の血を受け継ぐジーク(CV:子安武人)の異母兄弟がついに接触した。その瞬間、エレンの頭にはさまざまな記憶が押し寄せた。次々と切り替わるカットの中には、サウナ室内らしきものや、ゴシックな装いに身を包んだミカサ(CV:石川由依)たちの姿もあった。これらは原作漫画の小ネタを元にしたカットで、遊び心あふれる演出が「これ見た瞬間涙引っ込んだ笑」「どんなに真面目なシーンでも遊び心を忘れない進撃の巨人が本当に大好きよ」「本物の作品愛が伝わってくる」と称賛を集めた。
最新話にあたる第79話「未来の記憶」では、グリシャの目線から物語を振り返った。幼い頃、エレンはグリシャから「帰ったら、ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」と言われた。そのため物語において“地下室”は大きな鍵だったのだが、実はグリシャの視線の先にいたのは幼いエレンではなかった。グリシャが見つめていたのは、進撃の巨人の能力によって記憶を共有できるよう
アニメの第1話を見返してみると、地下室の会話でグリシャの表情は描かれておらず、たしかに幼いエレンを見ていたわけではないことがわかる。初回から用意されていた仕掛けに視聴者は驚愕。Twitter上では、「特大爆弾伏線」「誰が『地下室を見せよう』って言ったグリシャの顔の角度気にするねん」「第1話の見方が変わる、10年目の伏線回収」「観終わってしばらく放心状態になった」と驚きの声が続出した。
第79話「未来の記憶」
【あらすじ】
弟は兄を拒み、兄は弟を見捨てなかった。救いたい思いだけ。たどり着いた果ての場所でエレンとジークはあの日の記憶とともに、父・グリシャの真実を知る。
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
アニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編にあたるエピソード(動画リンクつき)
完結編(前編) | |
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88 | 地鳴らし |
89 | 自由の翼 |
90 | 絶望の淵にて |
完結編(後編) | |
91 | 天と地の戦い |
92 | 心臓を捧げよ |
93 | 長い夢 |
94 | あの丘の木に向かって |