将棋の竜王戦1組出場者決定戦が2月9日に行われ、木村一基九段(48)が糸谷哲郎八段(33)に105手で勝利した。木村九段は残留以上を決め、本戦出場に向けて一歩前進。糸谷八段は2組降級が決まった。
【中継】竜王戦 1組出場者決定戦 木村一基九段 対 糸谷哲郎八段
木村九段の先手番で始まった一局は、糸谷八段が得意の雁木に構えての相居飛車になると、中盤に木村九段が飛車を思い切りよく切ったあたりからペースを握ることに。「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つが、本局では戦機を逃さず踏み込んだ手が刺さり、後半の巻き返しに定評がある糸谷八段に粘る隙を与えないような快勝。1組5位での本戦出場にあと2勝と迫った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)