『しくじり先生 俺みたいになるな！！』に、"論破王"ひろゆきがリモート出演。TKO木下隆行に「迷惑系YouTuber」になることを勧める場面があった。
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ＆ピース（平子祐希、酒井健太）、岡本夏美、黒木ひかりらが出演。
「本質を突いた独創的な意見が聞ける」と人気YouTuberとしての一面も持つひろゆき。動画の総再生回数は約1億3000万回にも上る。今回は特別講師として出演し、芸能人のお悩み相談に答える「しくじり相談室」を開いた。
最初の相談者、TKOの木下隆行のお悩みは「好感度が上がらない」というもの。2018年、木下は後輩芸人にペットボトルを投げつけて問題になり、2020年に所属事務所を退社。翌月、YouTuberとしての活動をスタートするも、50万もの低評価がつき、日本記録を作った過去がある。現在のチャンネル登録者数は3.6万人（2022年2月時点）。
まず、ひろゆきは木下の悩みについて「好感度下がってはいないと思うんですよね。元々誰も好意を持っていなかったって話だと思うんですよ」と、手厳しい分析をした。その上で、具体的な対策として「迷惑系YouTuber」になることを推奨するという。
50万人分の低評価は、木下の好感度を下げようとしている人がそれだけいることを表す。木下が好感度を上げようとして失敗する「迷惑系YouTuber」として活動すれば、その50万人が面白がって見に来る可能性があり、その中の1%の人にでも面白さが伝われば、5000人登録者数が増えることに繋がるという。
また、ひろゆきは「迷惑をかけてるんだけど、『実はこの人良い人かも』っていう成功例があって」といい、芸人の江頭2:50の名前を挙げた。「あの人、もともと好感度高くなるようなことしてないんですけど、YouTube上ではめっちゃ好感度高い」と分析すると、出演者らは納得した様子。
木下が「具体的に僕はどうしたら？」と聞くと、ひろゆきは「まず全身タイツ履いて」とアドバイス。企画としては「知り合いや後輩芸人の伝手を使って、その人たちに全身タイツで嫌がらせをしていく」と提案すると、出演者は「ちょっと見たいかも」と爆笑した。
「いろんなことをやって知名度を上げて、『昔は怖かったけど、今は面白いよね』って、別のキャラを作るしかない」という助言に、木下は納得したように頷いていた。
