将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が2月16日に行われ、三浦弘行九段(48)と近藤誠也七段(25)が午前10時から対局を開始した。現タイトル保持者である藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、19)への挑戦権に向けて、初戦突破するのはどちらか。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 三浦弘行九段 対 近藤誠也七段
三浦九段は、1992年10月に四段昇段。竜王戦2組(1組:13期)、順位戦B級1組(A級:19期)。タイトルは棋聖で1期、棋戦優勝は3回。年末年始も関係ないほど、将棋に対して熱心な棋士として知られ、時間さえあれば詰将棋を解いているという話も、ファンの間では有名。「みうみう」の愛称で呼ばれることもある。
近藤七段は、2015年10月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦 B級1組。タイトル挑戦や棋戦優勝はないが、通算対局数が300を超えたところでも勝率は約7割と高く、近い将来さらなる活躍が期待される若手の一人だ。
叡王戦の本戦トーナメントは16人で実施。優勝者が藤井叡王への挑戦権を得る。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は三浦九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)