将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント準決勝が2月23日に行われ、佐藤天彦九段(34)と菅井竜也八段(29)が午前10時から対局を開始した。勝者は同日午後に行われる決勝に進出する。
佐藤九段は、2006年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:8期)、順位戦A級(A級以上:7期)。タイトルは名人3期、棋戦優勝は4回。居飛車党ではあるが、近年は振り飛車も指しこなし、独自の世界を切り開いている。ファッションセンスや、立ち居振る舞いから「貴族」の愛称を持ち、対局時にはヘアピンで前髪を止めるのもトレードマークとなりつつある。
菅井八段は、2010年4月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦A級(A級:2期)。タイトルは王位で1期、棋戦優勝は3回。今年度は銀河戦で初優勝を果たした。振り飛車党のエース棋士で、気持ちの入った対局姿と出身地から「岡山の竜」という異名がついている。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は菅井八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






