「セルフチェックに頼らず定期的な受診と、正しいルールの確立と運用を」乳がん検診の実情に専門医が指摘 ABEMA Prime 2022/02/24 11:47 拡大する 乳がんの早期検診を推進する活動を行う「ピンクリボンフェスティバル」のデザイン大賞で、グランプリを受賞したポスターが批判を浴び、「日本対がん協会」が謝罪文を掲載した問題。【映像】乳がん啓発や検診どうあるべき?経験者が伝えたい情報 一方で、厚生労働省の調査によれば、乳がん検診の40~69歳の受診率は44.9%(平成28年国民生活基礎調査)となっていて、欧米に比べて低い水準に留まっている。 「ピンクリボン運動」に取り組む女性たちを15年以上にわたり取材する中で、自身も乳がんとの診断を受け、46歳で左右の胸を同時に失った北海道テレビ放送の阿久津友紀氏は、「私が取材を始めた頃の受診率は20%台だったので、今の44.6%をどう見るかということ。これに自治体の検診は含まれているが、会社の定期健診が含まれているかといえば、実際には掴めてないところがある。欧米諸国は受診率が80%に達しているが、それでも8人に1人が乳がんにかかるといわれている」と話す。 続きを読む 関連記事