新婚・梶浦宏孝七段「白星は妻のおかげ」女流棋士も「末永く円満に」とにっこり 結婚後は勝率8割超/将棋・ABEMA師弟トーナメント
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 売り出し中の棋士に、妻の愛がさらに大きな力を与えているようだ。「第1回ABEMA師弟トーナメント」準決勝の第2試合、チーム深浦とチーム鈴木の対戦が2月26日に放送された。チーム鈴木の梶浦宏孝七段(26)は昨年11月17日、「将棋の日」に結婚したばかりの“新婚さん”。妻のためにと気合が入るところだが、試合前に結婚生活について聞かれ「公式戦で白星が集まっている。妻のおかげなんじゃないかと思います」と、幸せそうに微笑んだ。

【動画】新婚生活について笑顔で語る梶浦宏孝七段

 梶浦七段は2015年4月に四段昇段。まもなくプロ生活も丸7年を迎える。近年は特に竜王戦での活躍が目立ち、年々存在感を増している期待の若手だ。試合の進行役を務めた香川愛生女流四段(28)から結婚について質問を受けると「一緒に生活して、気持ちが穏やかになっていきました。いつか大きなケンカをして、派手な戦いにならないように」とジョークも交えると、香川女流四段からも「末永く円満に過ごしていただきたいです」と、笑いが漏れた。

 競技者が結婚をすると、成績にどんな影響が出るかということが話題になりがちだが、梶浦七段は手応えを感じている様子。通算成績では272局で162勝110敗、勝率.5956だが、結婚した11月17日以降の公式戦は8局指して7勝1敗、勝率.875と絶好調だ。これにはファンからも「絶対いい旦那になるで」「素敵やん」「妻のおかげキター」と改めて祝福の声が多数寄せられていた。

◆第1回ABEMA師弟トーナメント 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段の着想から生まれた大会。8組の師弟が予選でA、Bの2リーグに分かれてトーナメントを実施。2勝すれば勝ち抜け、2敗すれば敗退の変則で、2連勝なら1位通過、2勝1敗が2位通過となり、本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで、チームの対戦は予選、本戦通じて全て3本先取の5本勝負で行われる。第4局までは、どちらか一方の棋士が3局目を指すことはできない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】決勝に進出したチーム鈴木
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【動画】公式戦でも絶好調と語る鈴木大介九段
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