将棋の竜王戦1組ランキング戦の2回戦が2月28日に行われ、永瀬拓矢王座(29)と松尾歩八段(41)が午前10時から対局を開始した。勝者は準決勝進出で本戦出場に王手、敗者は同組4位を決める出場者決定戦に回る。
【中継】竜王戦 1組 ランキング戦 永瀬拓矢王座 対 松尾歩八段
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)、順位戦A級(A級:1期)。タイトルは叡王1期、王座3期の計4期で、棋戦優勝は新人王戦と加古川青流戦で各1回の計2回。3人いるタイトルホルダーのうちの1人で、2021年度は全体2位となる52局を指している。千日手・持将棋をいとわない、非常に粘り強く「負けない将棋」を目指す棋士で、入玉模様になる将棋も多いのが特徴だ。
松尾八段は、1999年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:9期)、順位戦B級1組。棋戦優勝は、新人王戦で1回。居飛車党の棋士ながら、時折振り飛車も指しこなす。居飛車穴熊、横歩取りにそれぞれ「松尾流」と呼ばれるものがある。またその風貌と低音ボイスから名前の前に「セクシー」とつけて呼ばれることも多い。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は松尾八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)