アニメ「『進撃の巨人』The Final Season」第83話は、オニャンコポン(CV:樋渡宏嗣)の「突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?」というセリフが視聴者の心を打った。
アニメ「進撃の巨人」は、単行本の世界累計発行部数1億部を突破した諫山創による大ヒット漫画が原作。アニメ第4期、そして物語の終章にあたる「『進撃の巨人』The Final Season」のPart 1は2020年12月~2021年3月に放送され、その続編であるPart 2がいよいよ放送開始した。
【動画】「進撃の巨人」The Final Season 過去回リスト
前回の第82話は、かつてルームメイトだったアニ(CV:嶋村侑)とヒッチ(CV:渡辺明乃)が再会した。ふたりは親友というわけではないかもしれないが、それでもヒッチは「女型の巨人」の正体であるアニの逃走に協力した。ふたりの風変わりな友情に、Twitter上では「やっぱこの2人好きやわ」「ヒッチもアニも大人になったな」「ヒッチが語りかけた4年間は無駄じゃなかった…」「ヒッチとアニの関係性ってなんて言い表せばいいのかわからないけど、凄く好き」といった感想が寄せられている。
最新話にあたる第83話「矜持」では、イェーガー派によってオニャンコポンとイェレナ(CV:斎賀みつき)が処刑されそうになった。今にも銃殺されそうなオニャンコポンは、「突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?どうしてあんたたちがわからないんだ!」と訴えた。
ロシアのウクライナ侵攻により多くの犠牲者が出る状況だからこそ、オニャンコポンの言葉は視聴者の胸に一層響いた。「今だから余計に刺さる…」「このご時世オニャンコポンの言うことが沁みる」「ここまでタイムリーに、鋭く刺さる日が来るとは思いもしなかった…」「こんなこと世界中の人が分かってるのに、どうして忘れてしまうんだろう」といった声が相次ぎ、あらためて現実の社会情勢に思いを馳せるきっかけとなったようだ。
第83話「矜持」
【あらすじ】
進軍する巨人の軍勢。やがて、何も知らぬ人々を踏みつぶす。それを見上げる兵士と戦士たちは立ち尽くすのか、それとも立ち上がるのか。森の中にいた2人の兵士の気持ちはすでに固まっていた。
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
アニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編にあたるエピソード(動画リンクつき)
完結編(前編) | |
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88 | 地鳴らし |
89 | 自由の翼 |
90 | 絶望の淵にて |
完結編(後編) | |
91 | 天と地の戦い |
92 | 心臓を捧げよ |
93 | 長い夢 |
94 | あの丘の木に向かって |