プーチン政権崩壊の可能性は? 元外交官が明かすロシアの“統治システム” ABEMAヒルズ 2022/03/10 11:50 拡大する ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、10年間ロシア外交に携わった元外交官で著述家・亀山陽司氏にロシア視点でウクライナ侵攻に関する話を伺った。【映像】「第2次世界大戦の結果を神聖視」プーチン大統領の歴史観とは――今回のウクライナ侵攻、ロシア国民はどう考えている?「今回ロシアがウクライナに侵攻したということで、2014年のクリミアとロシアが併合したときとは異なり、ロシア国内でも批判や疑念がかなり高まっている。ロシアとウクライナは人の行き来も多いので、親戚や友人がウクライナにいるということがある。そのことから、ロシア国民にとっても受け入れがたい面があるというのは否定できない。一方で、プーチン大統領の発言が正しいと思っている人もかなり多いと考えている。というのも、ロシア社会で、プーチン大統領への批判より、アメリカに対する不信感のほうがはるかに高いという事情がある。『ウクライナとは戦争したくない。でも背後にいるアメリカやNATOを許せない』こういった意見も影響していると思う」 ――経済制裁などで、世界から孤立に向かっているロシア。ロシア国民は、現実として受け止めている? 続きを読む 関連記事