杉本昌隆八段、弟子・藤井聡太竜王が20歳になったらしたいこと「2人でお酒を飲みたい」
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 将棋藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)は、今年の7月で20歳になる。14歳2カ月でプロデビューを果たしてから6年近くにもなり、あどけなさもあった顔も、すっかり青年だ。この成長ぶりを一番近くで見守ってきたのが、師匠である杉本昌隆八段(53)。棋士として、人間として大きく成長していく様は、実に喜ばしいところだろう。タイトルを5つも保持し、後には八冠独占まで期待される天才棋士が20歳になったら何がしたいか。師匠の夢の一つが「2人でお酒を飲みたい」というものだった。

【動画】藤井聡太竜王と酒が飲みたい杉本昌隆八段

 杉本八段は、藤井竜王と師弟による早指し戦「ABEMA師弟トーナメント」のスピンオフ企画に参加することが決定。戦いを前に、大会恒例となっているチーム動画の収録を行った。ここではより師弟の絆を深めようと、杉本八段の考えていることをクイズとし、藤井竜王が答えるという企画が行われた。問題の一つが「成人となった藤井竜王と一緒にやりたいこと」。これに藤井竜王は、将棋で難解な局面を迎えた時以上に「全然浮かばないです」と困り果てたが、杉本八段のヒントからようやく「お酒を飲む」という答えにたどりつき正解となった。

 理由について、杉本八段は「昔、師匠の板谷進九段がよく弟子たちを相手に『将棋で勝っていれば、酒なんていくら飲んでもいいんだ』と言っていた。早く大人になって師匠と飲みたいと思ったことがあって、師匠の思いを引き継いで飲みたい」と、自分が子どものころに抱いた思いを紹介した。

 酒を酌み交わして将棋談義。弟子を取った師匠としては、確かに夢の一つだが、当の藤井竜王は酒に対しての興味は薄いようで「お酒はどちらでもいいかな…」と苦笑い。ファンからすれば、赤ら顔で饒舌な藤井竜王というのも興味深いところだが、これは少し先の話になりそうだ。

◆第1回ABEMA師弟トーナメント 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段の着想から生まれた大会。8組の師弟が予選でA、Bの2リーグに分かれてトーナメントを実施。2勝すれば勝ち抜け、2敗すれば敗退の変則で、2連勝なら1位通過、2勝1敗が2位通過となり、本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで、チームの対戦は予選、本戦通じて全て3本先取の5本勝負で行われる。第4局までは、どちらか一方の棋士が3局目を指すことはできない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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