将棋の叡王戦本戦トーナメント2回戦が3月12日に行われ、斎藤慎太郎八段(28)と出口若武五段(26)が午前10時から対局を開始した。勝者は準決勝に進出する。
【中継】叡王戦本戦トーナメント2回戦 斎藤慎太郎八段 対 出口若武五段
斎藤八段は、2012年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組:2期)、順位戦A級(A級:2期)。タイトルは王座で1期。正統派の居飛車党で、長時間の対局ではさらに実力を発揮する。順位戦A級では2期で18局指し、16勝2敗という好成績を収めている。整ったルックスと、物腰柔らかい話し方から「西の王子」という異名もある。
出口五段は、2019年4月に四段昇段。竜王戦6組、順位戦C級1組。デビュー3年目の今期は躍進し、今年度の成績は45局で32勝13敗、勝率.7111と各部門で上位にランクインしている。
叡王戦の本戦トーナメントは、段位別の予選を勝ち抜いた12人と前期ベスト4以上の4人、合計16人で行われ、優勝者が現タイトル保持者の藤井叡王への挑戦権を得る。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)