歌手の小柳ルミ子が11日に自身のアメブロを更新。未だ心に傷跡が残っていることについてつづった。
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この日、小柳は「今日3月11日はあの忌まわしい大震災から11年」と切り出し「目を疑う様な巨大津波が 人を 家を 街を 飲み込んで行くあの光景は未だに心に深い傷跡として残っている」と東日本大震災が発生した当時を回想。「私は陸前高田市他5ヶ所の慰問に訪れた」と明かした。
続けて「日常を一瞬にして奪われた被災者の皆さんに 私の歌で元気を 希望を持って頂ければ…と伺った」と説明。「私の方が皆さんから元気を頂き涙が溢れて歌えなくなってしまった」と慰問に訪れた当時を振り返り「東北の皆さんの強くてしなやかな力には感動した」と当時の心境をつづった。
さらに「11年と言っても 未だ行方不明の方も2000人以上いらっしゃいます」と被災者の現状について述べ「復旧 復興が少しずつ進んでいるとは言え 被災者の皆さんの心の傷は一生癒されるものではないだろう」と推察。「私達は他人事ではなく自分事として心を寄せなくてはならない」と思いを明かした。
最後に「あの高台の仮設ステージから見下ろした街の景色を 全てを失ったあの悪夢の様な光景を私は決して忘れない」とコメント。「被災者の皆さんに1日も早い平和な日常が笑顔が訪れる事を 切に 切に 願っています」とつづり、ブログを締めくくった。
この投稿に読者からは「お優しい気持ちに感激しました」「言葉一言、一言心にしみます」「被災者の皆様に思いを馳せていきます」などのコメントが寄せられている。