藤井聡太竜王、思わぬところに笑いのツボ 相手のやり取りに突如「ふふふふふ」と大笑い/将棋・ABEMA師弟トーナメント
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 将棋界のスターが唐突に「ふふふふふ」と笑い出したところは、思わぬポイントだった。師弟による早指し戦「第1回ABEMA師弟トーナメント」のスピンオフ企画、チーム深浦とチーム杉本の対戦が3月12日に放送された。この第3局は、チーム深浦の佐々木大地六段(26)、チーム杉本の杉本昌隆八段(53)が対戦。第2局に続く同一カードになったが、これが両チームにとっては想定外。この事態に佐々木六段が師匠・深浦康市九段(50)に向けて放った言葉に、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が一人で笑い続けるという珍場面が生まれた。

【動画】師匠の戦いぶりにハラハラした様子を見せる藤井聡太竜王

 第1局は深浦九段が藤井竜王に勝利、第2局は佐々木六段が杉本八段に勝利。早くもカド番に追い込まれたチーム杉本は当然、藤井竜王が第4局以降につなげるべく、第3局に登場すると思われていた。チーム深浦の2人も、それを予想して同一カードにならないようにと佐々木六段が連投。ところがチーム杉本は、相手が師弟を交互に出してくると読んだのか、杉本八段が深浦九段と当たることを予想して、こちらも連投した。

 これにはお互いの相手を告げられた両チームもびっくり。佐々木六段は深浦九段に「今度から師匠の読みは、将棋以外は…(笑)」と当てにならないといったコメントをすると、チーム杉本側でも杉本八段が「え、そうなの?向こうも『えっ?』って思っているよね」ともらし、藤井竜王も「思っていると思います」と笑った。

 藤井竜王の笑いのツボが刺激されたのは、この後だ。第3局が始まって早々、大盤解説の聞き手を務めていた飯野愛女流初段(35)が「作戦会議室で佐々木六段が杉本八段(の出場)を予想されていなかったようで『師匠は将棋以外、信用できない』とおっしゃっていました」と、採れたてのネタを紹介すると、これを聞いた藤井竜王が即座に「ふふふふふ」と大笑い。深浦・佐々木師弟の仲の良さを知り、その光景がすぐに目に浮かんだのか、この日一番とも言える楽しそうな表情を見せた。視聴者からも「めちゃくちゃウケてる」「ゲラ聡太」「聡太が楽しそうで何より」といったコメントが集まった。試合としてはスコア0-3のストレート負けとなってしまったチーム杉本だが、藤井竜王の珍しい大笑いシーンが見られたことは、ファンにとってはお得なポイントとなっていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】深浦康市九段、藤井聡太竜王に大逆転勝利
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