将棋のヒューリック杯棋聖戦の決勝トーナメント1回戦が3月14日に行われ、永瀬拓矢王座(29)と丸山忠久九段(51)が午前10時から対局を開始した。勝者は2回戦で、西田拓也五段(30)と対戦する。
【中継】ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント 永瀬拓矢王座 対 丸山忠久九段
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)、順位戦A級(A級:1期)。タイトルは叡王1期、王座3期の計4期で、棋戦優勝は2回。将棋に対するストイックな姿勢は周囲も認めるところで、また千日手や持将棋もいとわず「負けない将棋」を貫くことから長手数の将棋になることも多い。
丸山九段は、1990年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:23期)、順位戦B級2組(A級以上:14期)。タイトルは名人2期、棋王が1期の計3期。棋戦優勝は12回。居飛車党の実力者で、後手番では一手損角換わりのスペシャリスト。対局中の食事が多い、趣味の筋トレはベンチプレス100キロ超、対局中に冷却シートを多数頭に貼るなど、エピソードが多い棋士でもある。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は永瀬王座。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)