将棋の王座戦二次予選が3月22日に行われ、佐藤天彦九段(34)と増田康宏六段(24)が現在対局中だ。勝者はブロック決勝で、本戦出場を掛けて阿久津主税八段(39)と対戦する。戦型は佐藤九段が中飛車、増田六段の居飛車の対抗形になった。
両者の対局は、今回が3回目。過去の2回はいずれも佐藤九段が勝利している。お互い居飛車党ではあるが、近年振り飛車も採用し始めた佐藤九段が、本局でも中飛車を選んだ。両者は公式戦だけでなく、準公式戦の早指し団体戦「ABEMAトーナメント」でも、数多くの対戦歴がある。佐藤九段はそのエレガントな雰囲気から「貴族」と呼ばれ、増田六段は趣味の筋トレで鍛えた肉体を披露したことがある。
現在、王座のタイトルを保持するは永瀬拓矢王座(29)。挑戦するためには、二次予選通過者とシード者を含めた16人による挑戦者決定トーナメントを勝ち抜く必要がある。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は増田六段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
佐藤天彦九段 豚生姜焼き弁当、温泉玉子 増田康宏六段 豚肉ときくらげの卵炒め、ライス中
【昼食休憩時の残り持ち時間】
佐藤天彦九段 4時間4分(消費56分) 増田康宏六段 3時間57分(消費1時間3分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)






