将棋の王座戦二次予選が3月22日に行われ、佐藤天彦九段(34)と増田康宏六段(24)が現在対局中だ。勝者はブロック決勝で、本戦出場を掛けて阿久津主税八段(39)と対戦する。午後6時からの夕食休憩までに78手目まで進行し、形勢は増田六段がやや有利と見られ、残り持ち時間は互角だ。
王座戦は一次予選、二次予選を経て、挑戦者決定トーナメントには二次予選通過者とシード者の計16人が参加。現タイトル保持者である永瀬拓矢王座(29)への挑戦権を争う。永瀬王座は2019年度に斎藤慎太郎八段(28)から奪取に成功。以降、2度の防衛を果たし、3連覇中だ。
佐藤九段が中飛車、増田六段が居飛車の対抗形で始まった一局は、序盤に桂馬の交換が入り、激しい展開に進むと思われたが、その後もう一度落ち着き、本格的な戦いは70手を過ぎたあたりから。夜戦に入ってから、さらに激しさを増す模様だ。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は増田六段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
佐藤天彦九段 うな重(梅)、肝吸 増田康宏六段 にぎり(中)
【夕食休憩時の残り持ち時間】
佐藤天彦九段 1時間28分(消費3時間32分) 増田康宏六段 1時間25分(消費3時間35分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)






