26日にシンガポールで行われるONE Championshipの10周年記念大会『ONE X』のライト級(77.1キロ)で因縁の対決に臨む青木真也(38)と秋山成勲(46)が会場入り。じつに対照的な振る舞いを見せた。
最初に会場に姿を現した青木は、ファンのサインに応じず、両手を合わせて謝罪しながら会場内へ。途中、スタッフに声をかけられると「やるぞ」と短く応じた。
その後、会場に入った秋山は青木とは対照的。ファンのサインに快く応じ、終始にこやか。サインに応じたのちに「頑張りま~す」と笑顔でコメントを残した。
両選手においては、DREAM時代に秋山に対して青木から対戦要求が寄せられたが、階級の違いなどもあり実現せず。その後、秋山がONE Championshipと契約したことを機に、対戦への期待が高まっていた。また昨年11月に行われた『Road to ONE』では、解説席にいた秋山に対して、青木が「ケガを理由(秋山は筋断裂と説明)に対戦を断った」として問い詰め「お前、何で断ったんだよ! おい、言えよ。嘘つくんじゃねぇよ。おい、何とか言えよ、この虚構がよ。おい、笑い事じゃねぇんだよ。何とか言えよ、早く」などと激しく詰め寄る場面が見られ、決戦に向けた機運が一気に高まり、ファンの注目を集めていた。
いよいよシンガポールの地で雌雄を決する二人。その結末から目が離せない。