「5000円給付…そもそも何なんですか?」
先月29日、政府与党などが検討していた年金生活者に対する5000円の臨時給付金に対して自民党の高市早苗政調会長が「ゼロベースということです。何も決まっておりません」などと述べ、白紙撤回した。事の発端は先月15日、与党幹部らが岸田総理を訪問し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で年金受領額が減る高齢者などを対象に一律5000円の給付を実施するよう求めたもの。これに対して与野党から「参院選に向けたバラマキ」「年金が減るのは現役世代の収入が減ったから。なぜ高齢者にだけ給付するのか」など批判の声が上がっていた。