【MLB】レンジャーズ3-8エンゼルス(4月17日・日本時間18日/アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、1回の第1打席にシフトの間を抜けようかという内野安打を放った。鋭く投手を襲うような打球だったが、相手が投げ込んできたのは今季、開幕から苦しんできた外角低めへと逃げる変化球。これにうまく対応したあたりに、大谷が一時の不振から抜け出したことが見える。
開幕から7戦目、30打席目までホームランがなかった大谷。ただ8戦目、31打席目に待望の1号を放つと、ここから確実に打撃の調子が上がった。まだ三振の数は減らないものの、7戦連続安打も記録し打率は上昇。いよいよ昨季にも似た活躍が出始めている。
左投手でもタイプはいろいろあるが、開幕から大谷にとって難敵だったのが、外角低めに逃げるように曲がっていくタイプの変化球だ。内角高めの速球で起こして、外角低めに落として曲げる。投手としてはオーソドックスな配球ではあるが、これに大谷は苦しんでいた。ただ今季1号が、その内角高めに来たボール気味の速球を打ち返せたこともあり、相手バッテリーもシンプルな攻めもしづらくなった。上体を起こされる機会が減った分、大谷から見て遠くのボールにも対応力が上がっている。
相手投手も強打者・大谷に対してはストライクゾーンを目一杯使って向かってくるが、苦手なコースが1つ、また1つと減っていけば、まさに投げるところがないというお手上げ状態になるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』
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