「だるまさんがころんだ」「竹とんぼ」の次は、なんと「竹馬」だった。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Aリーグ第2試合、チーム永瀬とチーム三浦の対戦が4月23日に放送された。前週に放送されたチーム永瀬とチーム羽生による第1試合でも、両チームのメンバーが子どもの遊びに挑戦するシーンが流れたが、今回はチーム三浦の映像が初公開。運動センスも問われる“難解な局面”に、棋士たちが悪戦苦闘することになった。
ABEMAトーナメントでは試合前に収録されるチーム動画で、メンバーの仲を深めるのが恒例になっているが、試合の合間に流れる映像でも、ファンを楽しませる要素が詰まっている。毎回、対戦相手への印象は語ってきたが、今年は自己紹介つき。さらに時間にして1分足らずではあるが、インタビューシーンに重ねるように、子どものころによく遊んだと思われるものに挑戦し、これがファン心に刺さっていた。
チーム三浦はリーダー三浦弘行九段(48)、池永天志五段(29)、伊藤匠五段(19)という3人で、それぞれの運動センスのほどは不明だが、竹馬に乗ろうとしてる様子を見る限りでは、将棋のようにスムーズとは行っていないようだ。これにはファンからも「竹馬w」「竹馬の友」「みうみうずるいわー」「ちょっと吹いたわ」というコメントが集まった。次回放送はチーム羽生とチーム三浦のため、同様の映像が流れるだろうが、予選Bリーグ、さらには他のリーグではどんな映像になっているのか。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)