「ホントかよ！？」大谷翔平、ハーフスイングの厳しい判定に三塁コーチもお手上げ状態ファンも同感「ギリギリ止まってるぞ！」

【MLB】エンゼルス－ガーディアンズ（4月25日・日本時間26日／アナハイム）

　エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、第1打席にフルカウントから真ん中低めのナックルカーブに手が出て、空振り三振に倒れた。ただ、スイング途中でピタッと止まり、見送っての四球と確信した大谷は一塁に走りかけていたところ、三塁塁審がスイングのコール。これにエンゼルスの三塁コーチを務めるネヴィンコーチも思わず「ホントかよ！？」と手を挙げるシーンが見られた。

【動画】大谷翔平のピタッと止まったハーフスイング

　この日、ガーディアンズの先発は2020年にサイ・ヤング賞も受賞したことがある好投手ビーバー。制球力抜群で、さらに大きく変化するナックルカーブが持ち味の投手だ。大谷も過去10打数2安打と苦戦している相手だ。

　注目の1打席目、カウント3-1から外角のカットボールは、際どいコースで大谷はボールとジャッジ。一塁に歩きかけたが球審がストライクとコールし、球場からは大きなブーイングが飛んだ。続くフルカウントからの6球目は得意のナックルカーブが鋭く曲がり落ち、ベース付近でワンバウンド。それでも思わずバットが出た大谷は、なんとかヘッドがかえらないところでピタッと止めて見せた。

　ところが三塁塁審は、このスイングに対して「回った」と手を挙げてコール。今度こそ四球だと思った大谷は、思わず天を仰ぎ、再び球場からブーイングが起きた。三塁塁審とほぼ同じ角度で見ていたネヴィンコーチも、これには両手を挙げて「スイングじゃないだろ」のポーズ。ファンからも「振ってないわ」「回った？」「ギリギリ止まってるぞ！！！」という声が相次いでいた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）