【MLB】エンゼルス-ガーディアンズ(4月25日・日本時間26日/アナハイム)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、2020年のサイ・ヤング賞に輝いたガーディアンズの先発ビーバーを相手に苦しんでいる。第1打席、第2打席ともにビーバーは大谷の打席に、決め球であるナックルカーブを多投。一発出れば球場が大きく盛り上がるだけに、最も警戒する打者として立ち上がりから大谷の時だけ“超本気”で投げ続けている。
大谷とビーバーの対戦成績は、前日までに10打数2安打とビーバーが抑えている。持ち球は92マイル(約148キロ)とストレートはさほど速くないが、カットボール、スライダーでカウントを整え、決め球であるナックルカーブで打ち取るというのがパターンだ。
中継していたABEMAの解説を務めたAKI猪瀬氏が「大谷の時にしかナックルカーブを投げないですね」という通り、ビーバーは特に2打席目に7球中3球がナックルカーブ。2打席で計4球も投げたのは大谷だけだ。打者も2巡、3巡とすれば徐々に配球も変わり、他の打者に決め球を投げる割合も増えてくるところだが、明らかに配球が違うことを見れば、打率2割前半に留まっている大谷が、相手にとって脅威であることに変わりはなさそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)







