大谷翔平、球場どよめく大飛球がシングルの珍事に「あと50センチ」ファンは悲喜こもごも

【MLB】レッドソックス－エンゼルス（5月5日・日本時間6日／ボストン）

　あと50センチで…。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場したこの試合、4回に第2打席を迎えた大谷が、センター方向へあと50センチほど伸びていれば今季5号という大飛球を放った。この際、一塁走者のウォードがフライアウトに備えて一塁で待機しており、大谷は本来であれば二塁まで行ける飛距離だったものの、シングルヒットに終わるという珍事も起きた。

【映像】「あと50センチ」の大飛球がシングルの珍事

　1死ランナー一塁で迎えたこの打席、大谷はレッドソックス先発・ヒルの初球を強振すると打球はセンター方向へ。インパクトの瞬間、球場がどよめいた大飛球をセンター・ブラッドリーが太陽の光で打球を見失ってしまい落球。一塁ランナーのウォードがこれを確認してから二塁へ向かったため、大谷は一塁止まりのシングルヒットとなった。打球はあと50センチほどでスタンドインという非常に惜しい結果となった。

　ブラッドリーが捕球できず、打球が転がると実況の上野智広氏は「ブラッドリーが完全に見失いました！フェンスに直撃します」とこの状況を伝え、ウォードが急いで二塁を蹴り、三塁へ向かう姿が映し出された。

　大谷にヒットが生まれ、チャンス拡大となって嬉しい反面、あとわずかでホームランという結果には解説のAKI猪瀬氏も「もうひと伸びあればホームランですからね。もうちょっと風に流されてくれれば」と悔しがった。試合を中継したABEMAの視聴者からも「惜しい！」「もう少しだった」「今のはしょうがないね」「あと50センチ…」などの声が殺到した。また大飛球にも関わらずシングルに終わったことには「あれがシングルかよww」と珍事に驚く声も聞かれた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）