【MLB】レッドソックス0-8エンゼルス(5月5日・日本時間6日/ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、無死満塁で迎えた8回の第4打席にレフトの頭上を越え、グリーンモンスターを直撃するタイムリーヒットを放った。大谷は4回の第2打席でもセンター方向へあと50センチほど伸びていればスタンドインという大飛球を放ったもののシングルに終わっており、この試合2度目の出来事にファンが注目。さらにグリーンモンスター直撃の際には自らの背番号の札が落下するハプニングも発生するなど、立て続けの珍事に「色々面白いw」「何か落ちた」などの反響も寄せられた。
エンゼルス3点リードの8回、大谷は無死満塁のチャンスで第4打席を迎えた。レッドソックスの投手・ホウクが投じた初球、95マイル(約153キロ)の真っすぐを強振すると、打球はレフトの頭上を遥かに超え、「ドーン!」と大きな音を立ててグリーンモンスターを直撃。これで三塁ランナー・ベラスケスが生還し、タイムリーヒットとなった。フェンス直撃の大きな当たりは長打となり得るが、あまりに打球が速く、レフト・バードゥーゴのスピーディーな対応もありシングル止まりとなった。
それでも迫力満点、豪快なヒットに試合を中継したABEMAの視聴者は大興奮。「壁ドォン!!」「スコアボードに当てたw」「エグい打球」とコメントが多数寄せられ、惜しくもスタンドインとはならなかったことについては「惜しい」「いい当たりだった」と残念がる声も。
またその際に壁から選手の背番号をはめ込んだボードが剥がれ落ちており、解説のAKI猪瀬氏は「何か落ちましたけど!」と驚き、その後に実況の上野智広氏が「(大谷の背番号17のボードに当たったことで)自分の背番号を落としてしまいました」と説明した。
大谷は一塁上でコーチャーへ「上がらなかった」というような仕草をしており、スタンドインまであと少しという打球に悔しさも垣間見せた。エンゼルスはこの回一挙5点、9回にも1点を加点し勝利、大谷は自身のタイムリーで今季3勝目に花を添えた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





