「(小学校)低学年の時に周りに友達がいなくて『学校に行きたくない』と言っていた時期もあって。同じことが繰り返される心配はありました。あとは言葉ですね。方言が出ることによって、いじめにつながらないかといった心配は正直ありました」
 こう話すのは、この春から石川県で暮らしている中学生・ユウキ君(仮名)の母親だ。父親の転勤の都合でこの街にやってきた一家。