コロナ禍で“婚外恋愛”が増加 既婚者限定マッチングアプリの知られざる実態 愛人契約に専門家は警鐘も
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 今月1日、偽造したおもちゃの小切手を20代の女性に渡したとして、須藤慎司容疑者(48歳)が逮捕された。警視庁によると、須藤容疑者はおもちゃの小切手に判子などを押し、600万円の支払いで20代女性に愛人契約を持ちかけたという。不審に思った女性が警察に連絡したことで事件が発覚。須藤容疑者は「自分の欲に打ち勝つことができずにやってしまった」などと容疑を認めているという。

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 そんな中、元週刊SPA!副編集長の田辺健二氏がコロナ禍を経て変化する現在の恋愛事情について言及。「今は愛人とは言わずパパ活や婚外恋愛といった言い方をする」と説明。同誌が昨年特集した「婚外恋愛白書」において、婚外恋愛をしている既婚男性100人に行ったアンケート取材に基づき、次のように詳細を述べた。

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「コロナ禍に出会って交際に発展した人が100人中、62人だった。コロナが始まって家族と過ごす人が増えた。その中で家族の大切さに改めて目覚めた人がいる一方、男性も女性も『この人とはやっていけない』と思って婚外恋愛をしたくなった人が増えた」

 またその特徴について「金銭の授受はナシと答えた人が72人と圧倒的。これが昔の愛人関係とは異なるところ」と補足した。さらに田辺氏は“婚外恋愛の出会い方”についても言及。マッチングアプリやサイトが100人中35人、職場が19人、合コンが12人であるとしたうえで「いまは既婚者限定のマッチングアプリがある。合コンも既婚者合コンが大盛況。みなが既婚であるという身分を明かしたうえで、恋愛をしているという実態が明らかになった」と締めくくった。

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 ちなみに須藤容疑者は偽造小切手を使用したという有価証券偽造・同行使の疑いで逮捕された。今回のポイントとなった「愛人契約」について、きらり法律事務所の中川みち子弁護士は「契約の詳細を見てみないと分からないこともある」としながら「月に何回会う。それに対して対価を月にいくら払いますみたいな約束をされていることが多い」と実態を説明したうえで「愛人契約は無効。愛人という婚外で交際をするということは社会道徳に違反すること。そういうことを助長する契約は公序良俗違反になって無効だと考えられる」と述べた。つまり、契約自体が無効なので、仮に約束を守らなくても法的保護を求めることは原則できないので慎むべき。そもそも、そのような約束はするべきではなく、仮に性的行為の対価として金銭を支払えば、売春行為とみられる可能性もあるという。(ABEMAABEMA的ニュースショー』)

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