自民党の埼玉県議団が6月の議会提出に向けて骨子案を取りまとめた、「性の多様性に係る理解増進に関する条例案」。
 性的指向や性自認を理由とする不当な差別の禁止、本人の承諾なしのアウティング、性的少数者であることを第三者に暴露することの禁止を盛り込んだもので、自民党が昨年、国会への提出を検討するも“女性の権利を侵害する可能性がある”といった反対の声から断念していた法案と同様の主旨となっている。