【MLB】エンゼルス10-11ブルージェイズ(5月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に10号ソロを放ったのに続き、3回の第2打席には2打席連続の11号2ランを放った。特に2本目のホームランは、センター超えに飛距離約130メートルという特大弾。ベンチで出迎えた選手からは「すごいパワーだな!」と、両腕に力こぶを出すようなポーズも見せた。
屈強な選手が揃うMLBの中にあっても、大谷のパワーは驚異的だ。この日1本目のホームランは低めの変化球をうまく引き付けてすくい上げたような打球だったが、2本目のホームランは高めの速球に力負けせず、むしろ真正面から弾き返したような強い当たり。打球速度も角度も申し分ない当たりに、本人も一塁へすぐに走ることなく、余韻を楽しむように「確信歩き」までした。
ダイヤモンドを1周して戻ってきた大谷に、今季から恒例になっているカウボーイハットを被せたのは、仲良し選手のマーシュ。まだビハインドの状況だったか、厳しい表情のままチームメイトたちとハイタッチを交わした大谷だが、ここでもマーシュがひと仕事。ベンチの奥まで行って戻ってきたところに、両腕で力こぶを出すようなポーズで、気持ちよく飛ばした一発のパワーに驚いた様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





