「窓が壊れたらどうするのか」“北ミサイル想定”の都内緊急避難場所 肝心の“地下”指定進まないワケ 倍速ニュース 2022/06/02 11:05 拡大する 先月27日、東京都の小池知事は定例会見で、北朝鮮のミサイル攻撃があった場合を念頭に、都内の地下鉄の駅や地下道あわせて109箇所を緊急一時避難施設に指定したと明らかにした。【映像】ほとんどが小中学校や福祉施設…都内の『緊急一時避難施設』(地図あり)※2:44ごろ なぜ、このタイミングなのか。テレビ朝日社会部で都庁担当の油田隼武(ゆだ はやたけ)記者に詳しく話を聞いた。 まず、緊急一時避難施設について油田記者は「ミサイル攻撃などあった際に、おおむね1~2時間程度逃げられる場所で、爆風などの被害を軽減するために避難できる施設のことを指します」と説明。実際に都でも、堅牢なコンクリートの建造物や地下街、駅舎、地下道などが指定されているという。また、これらは国民保護法によって知事と政令市市長が指定するもので、指定されると内閣官房「国民保護ポータルサイト」上に施設名が出るようになる。 続きを読む