「日銀総裁に庶民感覚を求める必要があるのか」「発言の意図を庶民に説明するのがメディアの仕事ではないのか」黒田総裁を批判する“ワイドショー的”報道に苦言 ABEMA Prime 2022/06/08 16:54 拡大する 日銀の黒田総裁が7日、「家計の値上げ許容度が高まってきている」とした前日の講演会での発言について、「家計が自主的に値上げを受け入れているという趣旨ではなく、いわば“苦渋の選択”として、やむを得ず値上げを受け入れているという状況だと思います。その点、ちょっと誤解を生む表現だった。申し訳ないと思っております」と陳謝した。【映像】黒田総裁「値上げの許容度」発言を陳謝 問題となっていたのは30分超にわたる講演の中で出てきた発言で、東京大学の渡辺務教授らによる「10%値上げしても、いつもの店で買い続けるか」と回答した人が去年の前回調査よりも増えて半数以上に上ったという調査結果を踏まえたものだった。黒田総裁はこのデータを引用した上で、「家計が値上げを受け入れている間に賃金の本格上昇にいかに繋げていけるかが当面のポイント」だとしていた。 続きを読む 関連記事