日本で臓器移植を待つ人は1万5000人超におよぶ一方、実際に手術を受けられた人は年間400人程度に過ぎない。特に脳死判定された6歳未満の子どもからの臓器提供はこれまで21例しかなく、多くの子どもたちが移植を待ちながら亡くなっているのが現状だ。