【MLB】エンゼルス-レッドソックス(6月8日・日本時間9日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、5回の第3打席に5試合連続安打、代打出場を除けば17試合連続出塁となるライト前ヒットを放った。ただ、この試合には前日に左股関節に張りを感じたトラウトがスタメンから外れ、続く2番を打つのは若手のアデル。大谷にとっては盗塁のチャンスもあったが、内野ゴロで二塁フォースアウトとなった大谷は、すぐにベンチへ帰ることになってしまった。
なんとも寂しいエンゼルス打線だ。前日までにチームワーストとなる13連敗を喫しているが、総崩れとなっている投手陣同様、深刻なのが打線の落ち込みだ。開幕から好調だった主力選手からレンドン、ウォードの順に負傷者リスト入り。さらにMVPを3度獲得しているチームの顔・トラウトは、前日の試合で9試合ぶりの14号ホームランを放っていたが、その試合中に左股関節に張りを感じて途中交代。連敗ストップには欠かせない存在が、スタメン落ちをすることになってしまった。
エンゼルスはマドン監督を解任し、ネヴィン監督代行になって2試合目を迎えたが「1番・大谷」も必死の策だ。打線の中で最も得点力がある大谷を一番に置き、出塁、さらにはホームランで得点するというのが、このラインナップにおいては最も効率が良さそうに見える。ただし、大谷の後を打つ打者のパワー不足は否めない。日本のファンからは昨季もトラウト、レンドンと離脱していたことを思い出し「打線は完全に去年と一緒」「なんかエンゼルスBになってしまった」「スタメンが去年と大差ないやん」という嘆きの声が増え続けた。
幸いトラウトは負傷者リストに入らず、ウォードはリスト入りでは最短の10日間で戻ってくると言われている。泥沼の連敗にあえぐ中、エンゼルスは昨季も孤軍奮闘した大谷のバットにかかる期待がさらに大きくなっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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