【MLB】エンゼルス0-1レッドソックス(6月8日・日本時間9日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場、4打数1安打と5試合連続安打を記録したものの、打線がつながらずエンゼルスは完封負け。球団ワーストの連敗記録は「14」に伸びた。出口の見えない連敗に、地元アナハイムのファンからも本拠地ながらどよめきが起き、異様な雰囲気に包まれた。
多くのエンゼルスファンが集まったアナハイムの球場も、なんとも言えない雰囲気に包まれた。マドン監督が解任され、ネヴィン監督代行が指揮する2試合目。先発デトマーズが5回途中まで踏ん張ると、リリーフ陣も粘りの継投。連敗中に崩れまくっていた投手陣が意地を見せ、なんとか試合の均衡を保った。ところがこの日は打線がつながらない悪循環。大谷が1番に座ったが、主力のトラウト、レンドン、ウォードといった強打者をことごとく故障で欠くと、開幕直後から打ちまくっていた打線が明らかにスケールダウンしてしまった。6回まで毎回ヒットこそ出るものの、あと1本が出ずにずるずると終盤へ。大谷も第3打席でライト前ヒットは放ったが、残り3打席は2三振を含む凡退。チャンスメイクという役割を果たせなかった。
エンゼルスファンからしても、見たことがない惨状への反応は様々だ。9回まで1点差ということもあり、試合途中に球場を去るファンこそ少なかったが、時折歓声は起きるものの、打線が凡退を繰り返すと、どよめきやため息の割合が増え、むしろ数は少ないレッドソックスファンに声援のボリュームで押されるようなシーンまであった。
昨季はリーグ下位に低迷しながらも、大谷が打席に入る度に「MVP!MVP!」と大盛り上がりになったスタジアム。とにかく連敗を止めて流れを変え、もう一度ファンの大きな声援を受けたい。そのためにも大谷は明日の試合で先発投手としても登板する二刀流。フル稼働が必要だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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