「15歳でボクシングを始めて、32か33歳くらいで引退しました。プロになって10年くらい、チャンピオンにはなれず、応援してくれた方々に何の恩返しもできていなかったのですが、また、違った形で恩返しできたかなと。そういった意味で嬉しく思います」
 義足のために日本でプロの夢を閉ざされた男が、フィリピンに渡ってプロボクサーを目指す姿を描いた映画「義足のボクサー」。(10日から全国公開)