【MLB】エンゼルス-レッドソックス(6月9日・日本時間10日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場。0-1と1点を追う場面で迎えた5回の第3打席に10試合ぶりとなる12号2ランを放った。先月25日(日本時間)の対レンジャーズ戦の勝ちを最後にチームワーストを更新する14連敗を喫し、さらに7日(同8日)の試合前にはマドン監督の解任劇で激震が走ったチームの連敗ストップに向け、チームを鼓舞する豪快かつ価値ある一発となった。ダイヤモンドを回る大谷は、力強いガッツポーズと雄たけびを見せるなど、感情を爆発させた。
ついにファン待望の一発が飛び出した。きのうの同カードでは、第3打席にライト前へ運んで5試合連続安打を記録した大谷。しかし、10号、11号を連発した先月同30日のブルージェイズ戦以来、9試合に出場して34打数7安打(12三振、5四球)で打率.206。本来の姿からは程遠く、自らのため、何より連敗が続くチームのために調子を取り戻すべく、試行錯誤の日々が続いていた。そんな中で放った豪快弾は、非常事態のチームを救う孤軍奮闘の10試合ぶりのホームランだ。
現在、チームはワースト記録を更新し続ける悪夢の14連敗中。ここ3試合をいずれも1点差で落とすなど、出口の見えない長く暗いトンネルの中にいる。そんなチーム状況を象徴するように、この日、チームはラインナップに左股関節の張りを訴えている主砲・トラウト、チーム好調時に神がかり的な活躍を見せたリードオフマンのウォード、攻守の柱であるラガレスなど、主力を欠く苦しいラインナップとなった。
そんなチームを救うべく飛び出した大谷の10試合ぶりの一発。大谷は46本のホームランを放ってMVPに輝いた昨シーズン、6月に13本のアーチを量産しており、この一発をきっかけに“無双モード”突入の再現となれば、自身、チームにとって、シーズンの流れを大きく変える復調の一発となるに違いない。なお大谷の第1打席、第2打席ともに空振り三振。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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