【MLB】エンゼルス5-2レッドソックス(6月9日・日本時間10日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、投手としては7回を4安打1失点6奪三振、打者としては10試合ぶりの逆転12号2ランを含む4打数2安打2打点と大活躍した。球団史上ワーストとなる14連敗を止めた、まさにヒーローという働きぶりだったが、今季10度目の投打二刀流で残した数字は、打っても投げても100マイル(約161キロ)超えというとてつもないものだった。
まずは「投手大谷」。直近2試合は立ち上がりにホームランを浴び失点、相手チームに主導権を握られる展開が続いていたこともあってか、この試合では初回からエンジン全開。100マイルに迫る速球でぐいぐいと押すと、気持ちも乗っていたのか得意とするスライダー、スプリット、カーブ、カットボールと、持ち玉が全て冴え渡った。最速は101マイル(162.5キロ)をマーク。気合を込めた投球で、雄叫びをあげては相手打者をねじ伏せていった。
続いて「打者大谷」。1点ビハインドの5回、1死一塁の状況から真ん中高めに甘く入ってきたストレートを力強く振り抜くと、打球は左中間でオーバーフェンスする10試合ぶりの逆転12号2ラン。投手としての自分を援護し、連敗中のチームの沈んだムードを吹き飛ばす一発で、球場のファンも総立ちでヒーローを出迎えた。待望の一発は、打球速度104.4マイル(168キロ)を計測し、大谷のパワーが数字にも出た。
すると現地の中継映像では、逆転した後にマウンドに上がった大谷に合わせて、投手として100マイル、打者として100マイル、投打100マイル超えという偉業を紹介。今季初となる二刀流でのホームランということもあるが、投打どちらでも超ハイレベルの選手であることが実にわかりやすい数字だ。これにはファンからも「すごい人間がいたもんや」「野球星人」「打っても投げても100マイル」「笑っちゃう数字w」と驚きの声がいつまでも止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性