【MLB】マリナーズ-エンゼルス(6月16日・日本時間17日/シアトル)
大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、3回の第2打席に痛烈なライト前ヒットを放ち、連続試合安打を「11」に伸ばした。打撃好調の中、この日は自ら先発投手として登板している投打二刀流だが、試合序盤から投打に活躍。出塁した後、一塁ベース上では相手野手から思わぬ“口撃”を受けて、ニヤリと笑うシーンも見られた。
大谷はこの試合が、今季11試合目となる投打二刀流。前回登板となった6月9日(日本時間10日)には7回4安打1失点で好投し4勝目をゲット。打者としても12号逆転2ランを放ち、チームの連敗を14で止める大役を果たした。ただ、チームはその後も流れに乗り切れず黒星が先行。中6日で登板した大谷には、またもチームの連敗を3で止める働きが期待されている。6月に入り月間打率は3割を超え、前日までの直近7試合では4割弱。得意と言われる6月に、本領を発揮してきている。
初回から球審の微妙な判定に苦しんだ「投手・大谷」だったが、力強いストレートのほか、落差の鋭いスプリットが冴え試合の流れを呼び込むと、3回には大谷の前を打つ主砲トラウトが先制の17号2ランで援護。直後の打席で大谷も、自ら追加点を呼び込もうと鋭いスイングでライト前ヒットを放ち出塁した。
このライト前ヒットだが、「大谷翔平シフト」として一、二塁間を3人で守るように守備位置を変えている。それでも大谷の痛烈な打球は、シフトは関係ないとばかりに野手の横を通過。あっという間に外野へと転がっていった。
するとマリナーズのファースト・ムーアが、一塁ベースに到達した大谷にちょっかいを出し始めた。野手の守備位置を指し示しながら、4本の指を立てながら、大谷の打球がよく飛ぶ一、二塁間を「4人で守るぞ」というような仕草を見せると、大谷も「えー、やめてよ」とばかりに、ニヤリと笑っていた。
チームによっては、セカンドをライトの近くにまで下げ、外野手4人というシフトを取られることもある大谷だが、打撃が好調になるほど9人で守るのでは足りなくなりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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