“上海電力”をめぐる報道について、18日の『NewsBAR橋下』に生出演した橋下徹氏が、同じく自治体トップを経験した東国原英夫氏と意見を交わした。
4日の同番組に生出演した北村晴男弁護士から、大阪市南港の「咲洲メガソーラー発電所」と「上海電力」に関する疑惑について見解を求められた橋下氏。
「北村さんは、僕の中国に対するスタンスが気に食わないから“疑惑ありき”で来る。入札について‟違法性はない”というところは確認したんですが、“でも、この情報はインターネットに出していなかったでしょう?”と言ってきた。確かに、役所では全ての情報をインターネットに載せているわけではないので、僕も“ああ、これは出していなかったんだな”と思った。
でも番組を終えてすぐに確認してみたら、きっちり出ていた。契約説明会や現地説明会などのスケジュールも入っていたし、公募条件についても同様で、 “極端に短い”と主張している人もいるが、応札期間は“18日”と、普通に確保されていたことがわかるはずだ。
つまり北村さんは法律家なのに、先に調べていなかったわけ。完全にアウトだけど、僕としてはゲストとして来てもらった時の話だから、改めて来てもらって僕が反論すればいいだけの話なので、番組内で解決したいと思っている」。
手続きや応札期間に問題はなかったと話す東国原氏は「橋下さんが不正をしたのではないか、利益誘導したのではないか、みたいなことを言っている人たちがいるが、言わせてもらうと、この人はこういうことはしない。そんな小さい利益は相手にしない。相手にするのは、もっとでっかい巨悪。僕は裏で見ていたからわかるが、本当に公僕として粉骨砕身、やっていた。ただ、そこを耐えきれば、後でコメンテーターとしてガッポリ稼げるぞ、弁護士として引く手数多だぞ、という大きなグランドデザインがあった(笑)。だからちっちゃな政治献金とか裏金とか、一切ない」と冗談めかしてコメント。
橋下氏も「しょうもないことやれば後でマイナスになるし、1千万2千万、はっきり言って1億円もらったって損になる。僕は自分の人間性が良いとは思わないし、どっちかと言えば悪いけど、カネで人生を棒に振ったらアホらしいというのは思っている」と応じた。(『ABEMA Prime』より)