水泳の世界選手権(ブタペスト)4日目が6月21日に行われ、男子200メートルバタフライで本田灯が1分53秒61のタイムで3位に入り、今大会では日本競泳陣初のメダルを獲得した。5レーンで泳いだ本田は、隣の4レーンを泳ぐハンガリーのミラークが1分50秒34という驚異的な世界記録で泳ぐ中、必死に自分のペースを維持しながら力泳。6レーンのマルシャンと激しい2位・3位争いを繰り広げた。レース後は「(自己)ベストを狙って泳いでいたのでちょっと悔しい部分もあるんですが、その中で自分なりのいいレースができた」と振り返ると、カメラに向かって満面の笑みで手を振り、声援を送った日本ファンの心を和ませた。