エンゼルス大谷翔平投手の打席を巡り、球審のストライク・ボールに関する話題が盛り上がっている。問題となったシーンは6月22日(日本時間23日)に行われたロイヤルズ戦の7回に迎えた第4打席。フルカウントから内角のボールゾーンに投げ込まれた85.1マイル(137キロ)の抜け気味のスライダーをストライクと判定され、大谷は思わず何度も手を振り、ボールだとジェスチャーした。打者と球審の間でストライク・ボールを巡るやり取りは決して珍しいことではないが、日米の野球ファンも大注目となっている大谷の打席だったことで、この“誤審”に対する反応は単なるクレームだけでなく、度々話題となる「AI球審」の導入を求める声へとつながっている。