水泳の世界選手権(ブタペスト)8日目が6月25日に行われ、カナダの15歳・マッキントッシュが女子400メートル個人メドレーで4分32秒04のタイムで優勝、今大会では200メートルバタフライと合わせて2冠を達成した。同レースには日本から東京五輪で200、400個人メドレーで2冠となった大橋悠依(5位)、谷川亜華葉(8位)が参戦したが、女子水泳界の新時代到来を感じさせるマッキントッシュの泳ぎが、世界をまたも驚かせた。
クールな表情で決勝のレースに臨んだマッキントッシュは前半のバタフライ、背泳ぎの2種目を終えたところで、世界記録を上回るペース。後半こそややペースを下回ったものの、それでもゴールタイムの4分32秒04は世界ジュニア新記録で、まさに泳ぐ度に記録を伸ばすような成長を感じさせるレースとなった。
2冠達成直後にも喜びを表すわけでもなく、涼しげな表情のままのマッキントッシュに対して、日本のファンからは「まじで怪物」「15歳すご」と驚きの声が集まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)