本田圭佑氏が、カタールW杯に出場する後輩たちに点の取り方を伝授。その“極意”に「本田さん深いなー」「説得力ある」などファンが大興奮した。
2010年、2014年、2018年と3大会連続でW杯に出場した本田氏は、南アフリカ大会の初戦・カメルーン戦で決勝点をマークしマン・オブ・ザ・マッチに選出。さらにデンマーク戦では、30m超の距離から無回転の直接FKを叩き込むなど、この大会で2ゴールを奪ってみせた。
続くブラジル大会では、初戦のコートジボワール戦で先制点を決め、日本代表の歴代得点記録を更新。ロシア大会ではセネガル戦で同点ゴールを奪い、通算4得点でアジア人としてW杯最多得点記録ホルダーとなった。
本田氏はなぜW杯でゴールを決められるのか?
ABEMA『FIFA ワールドカップ64 日本の第2戦コスタリカに決定SP』でのインタビューに登場した本田氏は「たまたま」と述べると「カメルーン戦はトラップミスからいいところに転がり、デンマーク戦は(試合会場が)高地だったので球が思った以上に伸びたから」と続けた。
あくまで「狙って決められるものではない」と言うが、一つだけ重要なことがあると言う。それは「マインド」。カタールW杯を戦う後輩たちにその真意を伝えた。
「W杯で点を取りたいし、そのためにやってきた。“気負いきる”ことが大事。気負って、気負って、気負った先には冷静が待っている。(本番では)持っているものしか出せないので、そこまで逃げずにプレッシャーをかけきること」
この発言にABEMAの視聴者は、「たまたまを決めるのがすごいんやで」、「さすが本田、説得力ある」、「本田さん深いなー」と大絶賛。
さらにスタジオに登場した日本代表FW・浅野拓磨は「気負いきる感覚は僕にはまだわからない」としながらも「どの試合でもゴールを獲りたいと思っている。W杯でも1点を取るために全力でプレーすることは変わらない」と意気込んだ。
アジア予選14試合で6得点・6アシストを挙げ、日本をW杯出場へと導いた伊東純也は「毎試合、点を獲りたいと思っている。それが本大会でもできればいい。ゴールを目指したい」と浅野と同様、夢舞台でのゴールを誓った。