![「選挙がこんなに楽しいものだとは思わなかった」「3000万円以上の寄付、1600人以上のボランティアさんが集まった」乙武洋匡氏](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/4/a/724w/img_4aee8282576c4c457eaf149c1a1cbbf248441.jpg)
参院選東京選挙区に無所属で出馬した作家の乙武洋匡氏が、レギュラーコメンテーターを務める10日夜の『ABEMA Prime』の開票特番に生出演。
出演者たちから労いの言葉を掛けられると「清々しい。多くの仲間達に支えてもらって、18日間、とにかく悔いのない戦いだった。思うような結果は出なかったが、とにかく楽しい。選挙はもっと苦しいものだと思っていたが、こんなに楽しいものだとは思わなかった。終わっちゃうのがさみしい。それだけ最高の仲間たちに恵まれた。もう活動できなくなるのかが悲しい。それが唯一の心残り」と笑顔を弾けさせた。
「私の不祥事で多くの方々の信頼を失った中で、それでも可能性に期待をして支えて下さった方々がいた。ただ、皆さんの政治思想はバラバラなので、何らかのラベリングされているところから出馬すると、“そこから出るなら応援できないよ”と言われてしまうかもしれない。綺麗事を言うなと思われるかもしれないが、心も身体も社会的状況も回復できたのは、その方々のおかげなので、一人残らず乗っていただける船を用意したいと、無所属にした。1ミリも後悔はない。無所属を選んで良かったなと思う。
東京選挙区で本気で勝ちに行くには5000万円かかると言われていて、全て自己資金になるのかというところだったが、3000万円以上の寄付が集まった。ボランティアさんも1600人を超える登録があり、皆さんに支えられた選挙だった。会ったことない方がほとんどで、演説をすればするほど、朝、“今日から参加させて下さい”と増えていった。かけがえのないメンバーでここまで来ることができた」。
明るく選挙戦を振り返る乙武氏に、EXITの兼近大樹が「こんなに選挙に勝ったような顔の人に励ましの言葉とかいるかな(笑)」と話を振ると、「テロップに夢破れたと書いてあるが、日本を多様性のある社会にしていくという僕の夢は破れていない。その一つの手段として政治家を志し、その目標が一旦は達成できなかったということ」と力を込めた。(『ABEMA Prime』より)
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